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黒沢美奈子さん・島崎淳子さんのお二人



昨年度(H15)開催の
「伝統文化こどもいけばな教室」
今回登場のお二人は教室に興味を持たれ、
見学にいらっしゃいました。

Q1 見学されてみての印象はいかがでしたか?

島崎:何よりもこども達が活きいきしてましたね。とても楽しい教室で、
こども達も楽しみながら、自分達が何をやっているのかという
実感を持ち、一つひとつの達成感が伝わってきました。

黒沢:こうして機会さえあれば、こども達自身の新しい気づきや発見、
楽しみを選択する幅が広がるんですよね。また、それをすぐに
吸収し表現するこども達の凄さを感じました。


Q2 こども達の作品をご覧になっていかがでしたか?

黒沢:とても素直で素敵な作品でした。大人になってしまうと(?)
クセのようなものがあって、なかなか抜け出せないことがあるのですが、
こども達は柔軟性が高く、見習わなければ(!)と思いました。

島崎:感性豊かで、ありとあらゆる可能性を基に作品に取り組んで
いる様子で、基本の花型の中であっても、自然なかたちで
こども達それぞれの個性が発揮されてゆくので驚きました。



左:島崎淳子さん 右:黒沢美奈子さん

Q3  「伝統文化こどもいけばな教室」に興味を持たれたきっかけは?
そして、実際にご覧になっていかがでしたか?

黒沢:何かを指導するということは、とても難しいことで、ましてやこども達に
先生方が、どのようなご指導をされるのだろうと興味を持ちました。
実際に拝見してみると、常に目線がこども達の高さにあり、
こども達が興味をそそられるような授業の展開が繰り広げられ、
大人では難しいかもしれない(!)テーマや発想のテキストや内容も
とても面白く、楽しんで拝見させていただきました。

島崎:どうやって現代のこども達に「いけばな」に興味を持たせるのかなぁと。
勿論、関心を持ったこども達が集まってきているのでしょうが、それを長時間
飽きさせず、楽しみながら集中力を保たせるにはどうするのかと・・・。
実際に先生方の指導や、テキストを拝見し『これは面白い!』と思いました。
『次はどうなるんだろう?』と思わせる展開や内容になっていて、
何よりもこども達が楽しんでいる様子がうかがえて良かったです。





島崎淳子さん

Q4 日常生活の中で、こども達との接点はありますか?

島崎:職場であります。(郷土館に、ご勤務)
黒沢:私も職場であります。(小学校に、ご勤務)

Q5 身近なこども達との交流の中で感じることなどありますか?

黒沢:地域差というものがあるかもしれませんが、小学校の総合学習の
時間を例にとっても、関わる大人によってポイントが違ってくるんですね。
下手をすれば、こども達の将来歩む方向すら変えてしまいます。
大人が提供するものの大きさは、こども達にとって計り知れないです。
もっと大人がしっかりしなければと思います。

島崎:こども達への関わり方、提供するものの内容、本当に重要なポイントですよね。
私たち大人が、しっかりと手を抜かず、全ての欲を取り除いて「良いもの」を
責任を持ってこども達に提供していくことが大切ですよね。「何が」「どうして」
「どうなっているのか」を丁寧に伝えることを大人がしなければと思います。
こども達は敏感で正直ですから。




黒沢美奈子さん

Q6 ご自分がこれからいけてゆきたい「いけばな」は?

島崎:古流の基本である天・地・人を大切に、
軽快で粋、何よりも色っぽい「いけばな」を目指してゆきたいです。
花そのものの「あるがまま」を生かしつつも、「いけばな」という型によって
その本質をよりひきだせるような「いけばな」をいけたいです。

黒沢:あれやこれと手を加えすぎるのではなく、
古流・大觀流の基本を、古典伝承される型を残してゆきたいです。
時代によって、流行り廃りはあるのでしょうが、おどらされることなく、
廃れることのない「いけばな」をいけてゆきたいです。


 
Q7 「伝統文化こどもいけばな教室」のこども達にメッセージを!

黒沢:教室では最も簡単な(単純な)ことしかやらないと思っていました。
しかし、皆さんの理解度はとても高く、教室内容も高度なものでした。
先生方との出会いを大切にして「いけばな」を楽しんでください!

島崎:自ら学び、つかみとってゆくことが自然に出来ていた皆さん。
この教室での体験が、とてもよい瞬間だったとあらためて思えるときが来ます。
そして、この体験には人生の中に生きることがたくさんあります。
「いけばな」に親しむ機会をこれからも大切にしてください!

理瞳のコメント
昨年度(H15)の「伝統文化こどもいけばな教室」は、私自身が楽しむことの出来た教室となりました。
一方で、システムの問題点や課題も多々残ったと思っておりますが、関係機関がどうあれ、当流として、こども向け分野での
方向性・発展性の確認が出来ました。島崎さん・黒沢さんのお二人も見学にいらっしゃって様々なことをお感じなったようです。
本年度(H16)は軽度知的障害児(者)の皆さんを交えての「こどもいけばな教室」を開催いたします。
さて、今度はどのような出会いや気づきがあるのでしょうか。今から楽しみです。



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