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八木原千明さん



  Q1「 いけばな」を始めたきっかけを教えてください。

母の友人が、私の門下教授の中島先生に習ってらして、
母も古流の「いけばな」が好きだったんです。
もともと私自身、お花が好きだったこともあって、それで…。

Q2 「いけばな」を始めてどれくらい経ちますか?

9~10年くらいです。

Q3 お稽古、門下(親)教授の中島先生はいかがですか?

古流のお生花、大觀流の現代花とも難しいですが、作品が完成すると
嬉しく、達成感があります。
また、一つひとつ積みあげてゆく喜びがあります。
勿論、うまく出来なかったりすると、がっかりすることもありますが…。
中島先生は、とても分かりやすく教えてくださる先生で、
本当に感謝しています。
Q4 「いけばな」を始めて良かったことは何ですか?

始めて良かったと思うことは、街中やお店などをはじめとして、
生活の中の身近にある花々に目がゆくようになって、
季節感をより身近に感じられるようになりました。

Q5 研究会に参加されていますが、参加されていかがですか?

御家元先生や会長先生のいらっしゃる会場で、最初は緊張しました。
今は普段のお稽古と違い、自分の門下以外の皆さんも
いらっしゃるので、その皆さんとお会いするのが楽しいですし、
皆さんや上級クラスの先生方の作品を拝見できて、
お稽古とは違う勉強が出来ますし刺激を受けています。
 
  Q6いけばな古流協会展に出品されていますが、
            花展に出品されて何か感じることってありますか?

初めて出品させていただいたときには、まわりの方の作品が良く
見えて仕方なかったのですが、やはり出品した作品を皆様に
見ていただけて嬉しいです。
花展に出品する際には、一ヶ月くらい前から何を生けようか色々
考えるのですが、生け込み当日になると、花展会場は独特
な雰囲気に包まれて緊張する反面、集中力もあがる不思議な
場所だと感じます。

Q7 「いけばな」をこれからも続けてゆきたいですか?

それは、勿論!  (即答されました)
Q7 「いけばな」をこれまで続けてこられての感想を聞かせてください。

10年続けてきて、
これからもっともっと楽しくなってゆくのだと思います。
生活の中に花があることが自然なことになりましたが、
一方で、これまで気づけずに来た事もあるかと思います。
これから出会う気づきや、発見を楽しみにしています。

 Q8 「いけばな」の魅力、「いけばな」を始めようとされる方への
メッセージを!


「古流・大觀流のいけばな」は、雑然とした日常をリセットして離れ、
凛とした清々しい気持ちと、心にゆとりと潤いを与えてくれます。
 
理瞳のコメント
このインタビュー、実は前日まで御本人に内緒にしてありました。様々な幸運な要素が重なり、良いタイミングと判断し
白羽の矢を八木原さんに…。 八木原さん、私と中島先生とで相談し内緒にしていましたこと、申し訳ありませんでした。
本当に急なことに驚かれたことと思います。私自身のインタビューを終えての感想は、作品から感じられる繊細さの奥に、
ユーモア溢れる愉快な一面を持ってらっしゃる方なのだと、逆に驚かされました。
「ケーキも注文すれば良かった!」(笑)忘れずに心に留めておきます。 何より、若い世代にエールをおくります!




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