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曹洞宗 大本山 總持寺 いけ込み  神奈川・横浜市



大本山總持寺は、13000ヶ寺あまりの法系寺院を擁し、宗門興隆と正法教化につとめ、能登において570余年の歩みを進めていました。
しかし、明治31年4月13日夜、本堂より出火。フェーン現象の余波を受け瞬時にして猛火が全山を襲い、一部を残し消失してしまいました。
現在の神奈川県横浜市鶴見に移ったのは明治40年3月で、能登總持寺の開創から591年目の明治44年11月5日に、盛大な遷祖式が行われたそうです。

さて、總持寺は古流・大觀流の研究会会場として、お世話になっている場所ですが、約十日に一度の間隔で横浜の御門弟が中心となりいけ込みをされています。
簡単にいけ込みと申しましたが、約10万坪の境内。
侍局(じきょく)と呼ばれる禅師さま(大本山のご住職)の お住まい、お客様と相見(しょうけん)される跳龍室から、大小数々の広間や廊下の
いけばな作品を全ていけ込まれており、また時に、昼夜を問わない要請にもお応えになるなど、心から「させていただく感謝の気持ち」に満ち溢れた現場でした。



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 当日は先方の都合で私は侍局を拝見できませんでしたが、それでも言葉や写真では到底お伝えできないくらい広く、何より由緒ある
 お寺でした。その生け込みを一手に引き受けられているとは、大きな驚きであります。 「感謝」の気持ちを再確認させていただきました。
 [写真は、ほんの一部です] (理瞳)



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